下肢

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂

アキレス腱はジャンプ時や急激な方向転換などの動作の時に下腿に急に大きな力が発生することで断裂します。

アキレス腱断裂について

受傷好発年齢は30~40歳代で若年層ではスポーツによる受傷が多く、日本ではバレーボール、バドミントン、野球の順で球技やラケット使用競技での受傷が多いと報告されています。

 

「アキレス腱を後ろから叩かれた・蹴られた」「“ブチッ”という切れた音を自覚した」など特徴的なエピソードを訴えることが多く、アキレス腱部の疼痛、アキレス腱部の皮膚陥凹、つま先立ちができない等の症状と合わせて診断します。

 

治療方法として保存的治療と手術治療があります。最大の合併症である再断裂率は手術療法で2~5%と低く、保存療法10~20%と比較的高いこと、スポーツへの復帰については手術療法が保存療法よりも勝るとされていることから、より早期に確実に受傷前スポーツへ復帰していただくため、若年者・スポーツ選手には早期手術治療をお勧めしています。手術後は、できるだけ固定期間を短くした方が良好な治療効果が得られるとされていることや筋肉の萎縮(筋肉が痩せること)、筋力低下、可動域制限を最小限にするために早期運動療法を行っています。また一定の機能が回復したら、アジリティートレーニング(競技復帰に向けて再受傷予防とパフォーマンス向上を目的としたトレーニング)を通常の運動療法と並行して行い、より早期の確実なスポーツ復帰をサポートしております。術後平均6~9か月で以前のスポーツへ復帰可能となります。

もちろん手術を希望されない方への保存治療も実施しております。

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