今村 英仁
いまむら ひでひと
公益財団法人 慈愛会 理事長 今村 英仁
慈愛会は、昭和9年5月5日、初代理事長 今村源一郎が、産婦人科医院を開設したのが始まりです。僅か数名で始まった当法人は、「患者様を肉親と思い、医療(ヘルスケア)の達人(プロフェッショナル)を目指す」事を、「医療の原点は慈愛にあり」という一文の理念に掲げ、今日まで地道に地域医療に専念して参りました。
多くの地域の皆様に愛され、ご支援を戴きましたお蔭で、平成23年鹿児島県の公益財団法人の認可を受けました。
この3大事業を柱とする「公益目的事業」を遂行するのが当法人の役割です。
昭和、平成、令和と3つの年代を経て85年以上の歴史を刻むことが出来たのも地域の皆様がいつも温かく、時には厳しく叱咤激励を下さいましたお蔭です。法人を代表しまして心から感謝申し上げます。
さて、ここ3年間はいまだかつて経験したことのない新型コロナ禍が日本を襲いました。未知のウイルスに対する初期対応から現在にいたるまで当法人は積極的に、かつ、臨機応変にこの災禍と向き合ってきました。まだまだ収束の気配からは遠いですが、それでも徐々にwithコロナの時代に変わっていきます。当法人は、今後もしっかりと有事の新型コロナに対応すると同時に、平時の医療も今までと変わりなく提供出来るように、すべての事業所が事業継続計画(BCP)を立てて診療を行っていきます。
これからも「鹿児島県の保健・医療・介護・福祉・教育複合体」として活動を進めてまいりますのでどうかよろしくお願いします。