入所・ショートステイ

2階療養棟（認知症専門棟）

私らしさを大切に安心して暮らしの継続ができるよう家族と一緒に考え、本人の力の発揮・向上を目指します。

2階療養棟は別名『愛の街』とも言い50名の方が入所されています。（ショート含む）
居室の部屋番は、3号室・4号室という呼び方ではなく3丁目1番地・4丁目1番地という風に「街」をイメージした作りになっています。
「心豊かな生活を目指し共にはぐくむふれあいの街」の施設理念のもと、2階療養棟では「寄り添うケア」をめざし、その方の輝く瞬間を見いだせるようさまざまな取り組みを行っています。

花見での余興（花咲か爺さん）家族会の様子

家族会では、スタッフが認知症に対して更に理解を深めていただくエピソードを紹介させていただき御家族の皆さんに感想を伺ったり、認知症に対して日ごろ思い悩まれたり感じていることを他の御家族の方々やスタッフと意見交換していただきました。

「勉強になった」「悩みや不安はあるが多くの御家族のお話を聞くことができてとてもよかった」「みんな同じ悩みを抱えているんだなと思った」「また参加したい」 といった感想もいただきました。

「開催してよかった」とスタッフも感じる会となりました。いただいたご意見や感想を励みに今後もより良いケアを目指してまいります。

また、季節にちなんで　ちまき作りやきんかん漬けなど、昔ならした腕をふるっていただています。
何か悩み・相談ごとなど、どんな些細なことでもぜひスタッフまで気軽に声をかけてください。

書道で機能訓練

生花

3階療養棟（一般療養棟）

3階ではご利用者が、これまで送ってきた在宅生活を可能な限り実現できるよう支援しています。専門職による一般的な身体へのリハビリや、介護職による生活機能の向上リハビリを行い、生活習慣・環境を整え少しでも自分自身の能力で生活が送れるように「自立支援」を中心に行っています。施設生活を送る中で、ご本人の意志や想い・ご家族の想いを考慮し、スタッフ一同共に考え、少しでも元の生活に近づけるように、また、次の生活につながるように、今後も在宅復帰を視野に、皆様に一番いい選択肢を提供できるように努力していきたいと思っています。
選択肢は一つではない事、在宅復帰が全てでは無い事もスタッフ一同理解はしておりますが、介護老人保健施設は在宅復帰を目標とする施設と位置付けられていますので、施設生活の中でしっかりと今後の方向性を見極め、ご本人、ご家族と共に考えていきたいと思っております。
日常の活動としましては、午後より１時間程レクリエーションや集団体操を行っています。内容は日替わりで、動きのある身体の体操や静かな頭の体操を行っています。
専門職による短期集中リハビリ以外にも介護スタッフと行う個別訓練（杖歩行、平行棒立位訓練、平行棒歩行訓練、茶碗洗い、お花の手入れ等）を行っており、ご利用者が次の生活に必要とされることを支援しております。
コロナウイルス対策としましては、標準予防策をはじめ、毎日の環境整備、ご利用者の座席配置の工夫、ご家族にも協力いただいて面会制限等を行っております。特に面会制限についてはご利用者、ご家族には寂しい思いをさせてしまい申し訳なく思いますが、ご利用者の楽しまれている姿や、窓越し面会時にご家族とふれあっている時の安心した特別な笑顔に私達も大きな力を頂いています。
今後も皆様と共に考え、ご利用者とご家族の想いを実現でき、悔いのない人生を送って頂く為にサポートさせて頂きたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

一般療養棟の入所状況　　43床/50床　　※2024.9.16現在


栄養管理課

日々の食事をおいしく食べられること!!

このことは、誰にとっても楽しみであり、喜びでもあります。
そして何より「生きがい」といった面も兼ね備えています。
栄養課は、食の楽しみを通じてQOLの向上を目的とした、真心のこもった食事提供ができるよう、ご利用者に個別の対応をしています。また、市の委託事業として訪問給食サービスや栄養改善事業を行っています。
高齢者世帯へ食事面からサポートしながら地域と連携して健康な生活ができるよう支援していきたいと考えています。

入所療養介護　対象者・サービス内容

短期入所療養介護（ショートステイ）　対象者・サービス内容

地域連携室

まずは、私達にご相談ください。

支援相談員が、ご利用者、ご家族、各専門職をつなぎ側面から支えます。出会いから新たな出発までをお手伝いする部署です。
施設の入所に関することだけでなく、介護に関するさまざまな問題や皆さんが感じる不安を支援相談員がお伺いし、一緒に解決策を考えていきます。お気軽にご相談ください。