令和4年10月15日(土)に鹿児島中央看護専門学校3年課程校舎にて
第2回臨地実習指導者・教員合同研修会を開催いたしました。
いづろ今村病院 取り組み発表
今村総合病院 取り組み発表
谷山病院 取り組み発表
愛と結の街 取り組み発表
鹿児島中央看護専門学校 取り組み発表
【講義】
「学生に一歩踏み込んで、そして発問しながら臨床判断能力を育む指導」
グループワーク中の研修生
グループワーク発表
令和4年10月22日、29日に3年目看護師研修会を開催致しました。慈愛会の4施設(今村総合病院・いづろ今村病院・谷山病院・徳之島病院)から2日間で総数46名の3年目の看護師が参加しました。今年度も鹿児島国際大学教授 新学部設置準備室長 堤 由美子先生をお招きし「危機的状態の患者・家族の看護 ~心に届くケア~ 」のテーマのもとに発病における患者の危機的心理反応や悲嘆プロセス、全プロセスに求められる看護について理論を学び実際の事例を通して理解を深めました。
危機的状態にある患者・家族の心理や受容過程を理解し、患者を単に危機モデルの段階に当てはめるのではなく揺れ動く患者の思いを受け止めること、発病による悲嘆プロセスがどのように展開するのか理解し個別的で独自なプロセスをアセスメントし支援していく必要があることを再認識しました。その為には先ずは患者に関心を寄せること、患者がこの人なら話してみようと思う状況を作り出すことが重要であると実感しました。
悲嘆プロセスに沿った看護では患者・家族の病の物語の登場人物になるような関りをすることが大切であり、不安や怒り、絶望などの気持ちで張り裂けるほどの緊張状態にある患者・家族の堪忍袋を治療に立ち向かえるように私達看護師が結び目をほどき緊張状態を和らげ相手の心に届く声かけをすることが重要であると痛切に感じました。グループワークでは今まで相手の心に届く声かけができていたのかを振り返り、明日から相手の心に届く実践に結び付けられる具体的な声かけについて考えました。学びを活かし明日から出会う患者・家族への関心の寄せ方や具体的な関わりが変わると思います。今回の学びを更に深めながら日々の心に届く慈愛の看護実践に取り組んでいきましょう。
【研修スケジュール】
鹿児島国際大学教授 新学部設置準備室室長
堤 由美子先生
聴講中の受講生
グループワークの様子
グループワーク発表の様子
閉講の挨拶
法人事業本部 木佐貫統括看護部長
令和4年7月15日(金)に、かごしまオハナビルで新任看護師長研修を開催し、今年度昇任した2名の看護師長が参加しました。
研修では、看護師長の業務量の多さを感じ、タイムスケジュールの調整に苦慮している状況や部署運営について報告・連絡・相談の重要性を考える機会、スタッフへの声のかけ方、他部署との協働の場面などコミュニケーションの取り方を大切にしていることが語られました。現場スタッフ、先輩看護師長や副看護部長、看護部長からのサポートに感謝していること、また感謝を伝えることも大切だと感じたことなど日々感じていることを語り合いました。
講義では、チーム医療として多職種を意識すること、正解を看護師長に求めるのではなくチームで考えていくこと、また常に“アップデート”していくことが求められることについて学びました。また、部署運営の勤務表を作成するプロセスに、労務管理や業務管理、安全管理、人材育成、施設基準等を考慮することを再認識し、法的な根拠や規則だけでなく、スタッフとの語らいを通しての関係性を築いていくことが部署運営には大切であることにつながったようです。
グループワークでは、看護記録による超過勤務の課題に向けて、今後の取り組みについて話し合いました。チーム医療として必要な記録を多職種で検討したことで記録の質改善につながったこと、行動制限の最小化に取り組んだことで行動制限による記録量の減少だけでなく、治療期間の短縮、看護の達成感にもつながったことが報告されました。目の前の課題だけでなく、その根本的な課題について考えていくことの大切さを学ぶ機会になりました。今回参加した2名の看護師長は、看護師長の役割について常に考え、組織を成長させていこうという前向きな姿勢や患者、スタッフと真摯に向き合う姿勢を大切にしています。これからの更なる活躍を期待したいと思います。
【開会挨拶】
【グループワーク】
~想いを吐き出そう~
【講義】
「組織が求める看護師長への期待」
【講義】
「労務管理とは」
【ディスカッション・グループワーク】
【令和4年度新任看護師長研修 集合写真】
7月1日(金)午前中、初期キャリア研修では初めて昇任した多職種の方々と合同で研修を行い、講義やグループワークを通して、管理について理解を深め、また同じ役職として悩みや不安を分かち合い、お互いの交流ができました。
午後からは今村総合病院、いづろ今村病院、谷山病院から7名が参加して新任副看護師長の研修を開催しました。グループワーク「初期キャリア支援研修の学びを通して副看護師長として思うこと」では「副看護師長に昇任し、不安に思っていることもあったが皆同じような悩みを抱えていることを知り心強かった」、「今後はスタッフの個性や長所を引き出せるような支援ができるようになりたい」とこれからの副師長としての展望を描いていました。また、2名の先輩看護管理者の語りを聞いて「自分の後姿をスタッフはみている」、「部署の雰囲気に影響する自分の強みを見つけることも大事」、「自分一人で抱え込むのでなく周りに相談、協力をもらいながら取り組む」など多くを感じ、副看護師長として意欲的な発言が聞かれました。
副看護師長が目指していくマネジメントラダーについての講義ではこれまで良く理解できていなかった点について学び、理解を深められ、具体的な行動計画に繋げられていました。副看護師長7名での研修では共通した課題や悩みが多く、共に学ぶことでこれからどのように考え、取り組んでいけば良いか明確になり、また一つひとつ問題に対処しながら管理能力を身に付けていく事や役割モデルになるよう頑張りたいと意欲がみられました。これからも体験を大切にして、管理者としての資質向上に取り組んで頂きたいと思います。
~~~研修の様子~~~
【開会挨拶】
【グループワーク】
「事前レポートと初期キャリア支援研修の学びを通して副看護師長として思うこと」
〇先輩看護管理者の語り
【講義】
【個人ワーク】
【グループワーク】
【終了挨拶】
【集合写真】
令和4年4月16日(土)に鹿児島中央看護専門学校3年課程校舎にて
第1回臨地実習指導者・教員合同研修を開催いたしました。
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