研修会

  • 2025年11月13日

    令和7年度 3年目看護師研修会を開催いたしました

    令和7年10月18日、11月8日に3年目看護師研修会を開催致しました。慈愛会の5施設(今村総合病院・いづろ今村病院・谷山病院・奄美病院)から2日間で総数58名の3年目の看護師が研修に参加しました。
    午前中は、鹿児島国際大学看護学部 看護学部長 堤 由美子先生をお招きし「危機的状態の患者・家族の看護 ~心に届く看護ケアを行うために必要な知識~ 」のテーマのもとに、日常的他者理解から専門的な対象理解、対象の「見る自己」を的確に推測する専門的知識の獲得、危機的状態の患者に不可欠なケアについてのご講演をいただき、実際の事例等を通して理解を深めました。「日常的他者理解から専門的な対象理解」では、対人認知機能について学ぶことで、他者理解においては患者様の印象だけでなく、関わりの中で対象を捉え看護に繋げることの大切さ、患者情報は対象認知が多く、内面まで理解する工夫が必要であることなどを学びました。危機のプロセスに応じた看護介入方法については、事例をもとに自我防衛機制を学び実際の患者と結びつけて理解を深められた、ショック期や悲嘆期に寄り添う姿勢が大切なケアであること、目線を合わせて笑顔を作り、傾聴する姿勢で話を聞く事の大切さを感じた等の学びを得ることができました。
    午後は、看護を通して気がかりな場面、心に残った場面、対応に困った場面など、自己の事例のまとめを活用して、午前中の学びをもとにグループワークを行いました。グループワークの中で、ディスカッションを行いました。患者さんの今までの生活背景を知った上で看護に繋げていくことが重要だと実感した、改めて患者情報を4つの側面(身体面・精神面・社会面・スピりチュアルの面)で整理することで情報が偏っていたことがわかった、全ての側面から情報を整理して、初めて一個人としての患者の人物像が見えてくるということを学んだ等の学びが報告されました。研修全体を通して、笑顔で患者の目を見て、よく話しを聞いて、この看護師なら自分の気持ちを話せると思える看護師になれるよう関わりたいという反応が多数ありました。
    研修の沢山の学びから、明日から出会う患者・家族への関心の寄せ方や具体的な関わりに変化が起きると思います。今回の学びを更に深めながら、心に届く慈愛の看護実践に取り組んでいきましょう。令和7年10月18日、11月8日に3年目看護師研修会を開催致しました。慈愛会の5施設(今村総合病院・いづろ今村病院・谷山病院・奄美病院)から2日間で総数58名の3年目の看護師が研修に参加しました。
    午前中は、鹿児島国際大学看護学部 看護学部長 堤 由美子先生をお招きし「危機的状態の患者・家族の看護 ~心に届く看護ケアを行うために必要な知識~ 」のテーマのもとに、日常的他者理解から専門的な対象理解、対象の「見る自己」を的確に推測する専門的知識の獲得、危機的状態の患者に不可欠なケアについてのご講演をいただき、実際の事例等を通して理解を深めました。「日常的他者理解から専門的な対象理解」では、対人認知機能について学ぶことで、他者理解においては患者様の印象だけでなく、関わりの中で対象を捉え看護に繋げることの大切さ、患者情報は対象認知が多く、内面まで理解する工夫が必要であることなどを学びました。危機のプロセスに応じた看護介入方法については、事例をもとに自我防衛機制を学び実際の患者と結びつけて理解を深められた、ショック期や悲嘆期に寄り添う姿勢が大切なケアであること、目線を合わせて笑顔を作り、傾聴する姿勢で話を聞く事の大切さを感じた等の学びを得ることができました。
    午後は、看護を通して気がかりな場面、心に残った場面、対応に困った場面など、自己の事例のまとめを活用して、午前中の学びをもとにグループワークを行いました。グループワークの中で、ディスカッションを行いました。患者さんの今までの生活背景を知った上で看護に繋げていくことが重要だと実感した、改めて患者情報を4つの側面(身体面・精神面・社会面・スピりチュアルの面)で整理することで情報が偏っていたことがわかった、全ての側面から情報を整理して、初めて一個人としての患者の人物像が見えてくるということを学んだ等の学びが報告されました。研修全体を通して、笑顔で患者の目を見て、よく話しを聞いて、この看護師なら自分の気持ちを話せると思える看護師になれるよう関わりたいという反応が多数ありました。
    研修の沢山の学びから、明日から出会う患者・家族への関心の寄せ方や具体的な関わりに変化が起きると思います。今回の学びを更に深めながら、心に届く慈愛の看護実践に取り組んでいきましょう。

     
     
    研修の様子
    開会の挨拶/講師紹介


    講師                                                          鹿児島国際大学看護学部                                                看護学部長 堤由美子先生                                                テーマ「危機的状態の患者・家族の看護~心に届くケア~」

     

    10月18日聴講の様子
     
    11月8日聴講の様子(録画教材使用)



     
    10月18日グループワークの様子

     

    11月8日グループワークの様子

                                     

     
     
     


     

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