研修会

  • 2023年01月13日

    令和4年度 副看護部長研修会

    令和4年度 副看護部長研修会

    新型コロナウィルス感染症の影響を受け、延期を余儀なくされておりましたが令和4年12月23日(金)に副看護部長研修を開催することができました。新任副看護部長3名を含む副看護部長8名が参加でき、久しぶりに対面での研修となりました。
    午前中は新任副看護部長を対象に講義が中心に行われ、副看護部長としての役割、地域を見据えた看護管理者の育成や目標管理、事例を用いての人事考課評定の実際、労務管理について学びました。講義では積極的に質問する姿がみられ、副看護部長としての自覚と責任を持ち職務を全うするという高い意識が感じられました。先輩管理者の語りではお二人の看護部長のこれまでに培われたスキルや人生のナラティブを聞かせて頂き、その思いや考えに共感し心に留めていたように思われます。
    午後からは副看護部長一同が顔を揃えての研修となりました。3つのテーマでグループワークを行いました。テーマは「副看護部長としてのマネジメント力を高める」「働き方改革 看護記録による時間外勤務ゼロプロジェクト 看護師長、副看護師長が具体的に成果をあげ、達成感を得られるための副看護部長としての支援」「第3回心に届く慈愛の物語を紡ぐ会 第2部企画 ラダーレベルⅤ チャレンジ者への支援」です。これらのグループワークで共通して挙げられたのは看護師長・副看護師長の支援、育成の重要性でした。多忙な業務の中でも看護師長、副看護師長とのコミュニケーションを大切にしたいという思いが聞かれました。看護師長の話を聴き、労うことが大事であり、言葉のキャッチボールを通して一つひとつの言葉の意味をしっかり捉え問題の本質を掴む、チーム脳を活かした指導の在り方について話が盛り上がりました。「心に届く慈愛の物語を紡ぐ会」では発表することが目的ではなく慈愛の看護に取り組むこと、看護を語ることが大事であることを再確認し看護師としての感性を高めることや後輩育成につながることに気づいてもらう関りが必要であるとの意見が出されていました。その為には先ず副看護部長の自分たちがしっかり理解し動機づけを行うことが大事であると時間いっぱい熱心にディスカッションする姿がみられました。
    グループワークではメンバーとの活発な意見交換から副看護部長としての役割の明確化と課題が共有されました。今回の研修は対面で研修できる貴重な時間となりました。トップマネジメントを担う一員としての副看護部長の今後の活躍に期待したいと思います。


      
    令和4年度 副看護部長研修会 スケジュール
     





    ~研修の様子~ 

    講義
    副看護部長の役割
    講師 法人事業本部 木佐貫統括看護部長



    講義
    人事考課制度
    講師 法人事業本部 餅田総務人事部長代理



    講義
    労務管理
    講師 法人事業本部 森山総務人事課長
     


    先輩管理者の語り
    いづろ今村病院 籔下看護部長
    谷山病院 中薗看護部長




    グループワークの様子①


    グループワークの様子②




    グループワーク発表①


    グループワーク発表②

     

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