奄美病院はこのほど、第三者の立場から病院機能を評価する公益財団法人日本医療機能評価機構の「病院機能評価認定」を取得しました。奄美大島の民間医療機関では当院のみで、認定は4回連続です。
病院機能評価事業とは国内の病院を対象に運営管理体制や提供される医療を学術的観点から評価し、質改善を支援するものです。
「患者中心の医療の推進」「良質な医療の実践1」「良質な医療の実践2」「理念達成に向けた組織運営」の4領域にわたって各評価項目が設定され、達成度別に4段階(上からS、A、B、C)で厳しく審査されます。認定を受けるには全項目でBランク以上の評価が必要となります。
当院は書面審査と訪問審査の結果、主たる機能種別:精神科病院の計84項目が基準に達しているとして10月4日に交付を受けました。うち18項目では前回より評価を1段階上げることができました。
日本医療機能評価機構の総括では「離島地域における精神科医療の中核病院として地域医療に多大な貢献をしている」「長年にわたり継続して病院機能評価を受審し、医療の質向上に真摯に取り組んでいる」などと評価をいただきました。
碩弘一朗業務課長コメント
「病院機能評価は『車検』のような感覚で受審しています。車を安全に走行させるには『車検』が不可欠なように、患者様やご利用者様を『完治』『寛解』という目的地まで安心してお届けできるよう、日々チェックし、整備・改善していきたいと思います」
認定期間は2029年7月までの5年間です。今後も慈愛の心で患者様に寄り添いつつ、さらなる地域精神医療の充実に取り組んで参ります。
12月4日から12月10日は法務省の提唱する人権週間です。
奄美病院看護部倫理委員会では毎年この時期に合わせ、職員から人権標語を募集しています。
今年の優秀作品は
1位 考えよう それは「誰の」 したいこと?
2位 認め合おう 十人十色の みんなの思い
3位 考えよう 自分の言葉 相手の気持ち
どの標語も相手の立場に立って思いやることや尊重することの大切さを訴えた素晴らしい作品ばかりです。
このうち1位の作品はポスターに仕上げ、院内やグループ事業所に掲示しました。
働く皆さんの心に少しでも思いを届けられたらうれしく思います。
青空に映えるブルーサルビア
花言葉は「尊重」
~第76回人権週間~
昭和23年(1948年)12月10日、国際連合第3回総会において、「世界人権宣言」が採択されました。
採択日である12月10日は、「人権デー」と定められています。
法務省は人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定めています。
いじめや虐待、性被害等のこどもの人権問題、インターネット上の人権侵害、障害のある人や外国人、アイヌの人々、性的マイノリティ等に対する不当な差別や偏見、部落差別(同和問題)、ハンセン病問題といった多様な人権問題が依然として存在しています。
これらの問題の解決には、私たち一人一人が様々な人権問題を、自分以外の「誰か」のことではなく、自分のこととして捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さについて、認識を深めることが不可欠です。
【法務省ホームページより抜粋】
奄美市立小宿中出身で全国高校サッカー選手権大会に出場する柳真生選手(鹿児島城西3年)の横断幕が11月27日、県道79号沿いの当院敷地前フェンスに設置されました。大会は12月28日に開幕予定。キバレ、柳選手!
鹿児島城西は11月17日の県大会決勝でインターハイ準優勝校・神村学園を1-0で破り、全国への切符を勝ち取りました。柳選手は攻撃の要となるトップ下で先発。県大会優勝は8年ぶりです。
横断幕は下方地区青少年健全育成連絡協議会が作成し、地域の皆様の目のつく場所にと当院へ掲出依頼をいただきました。設置箇所は現在建設中のグループホーム・賃貸アパート複合施設前フェンスです。近くを通った方はぜひご覧いただき、一緒に柳選手を応援しましょう!
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