精神科医療を必要としている人々の尊厳を大切にして心に届く慈愛の看護を実践します。
倫理意識を高め患者様の尊厳を尊重した個別的で質の高い看護が実践できるよう
教育計画を立てております。
キャリア開発図
成長株図
当院は認定看護師資格取得など長期にわたる研修の場合、出張として認め、勤務扱いでの研修参加、法人内の奨学金制度を利用するなど色々な面で個人のキャリアアップを支援してまいりました。
2024年現在、5名の認定看護師を養成し、それぞれの専門性を発揮し活躍しています。
院内で活躍する5名の声を聞いてみましょう。
■看護師の退院調整の役割
生活の場である「家」に帰りたいという患者様の思いを受け止めて、退院後を見据えた「継続看護」をするのは、看護の大きなやりがいにもつながります。入院期間が短縮し、不安を抱えながら退院する方が増える中、その不安を一つずつ解決していく退院調整の役割が今後、看護師に大きく求められてきます。
看護師が中心となり、在宅でも安心した生活が送れるように患者や家族を支援していくための取り組みを行っています。入院に関すること、退院に関すること、その他不安なことがありましたら何でもご相談ください。
地域の保健・医療・福祉サービスとも連携しながら患者様とご家族をサポートしていきます。
■広報活動
認定看護師は重要な「リソース」です。私たちを幅広く活用してもらえるよう広報活動を行っています。
研修内容は、厚生労働省の「新人看護職員研修ガイドライン」を基に作成されています。「新人看護師研修ガイドライン」の「看護職員としての必要な基本姿勢と態度についての到達目標」「技術的側面:看護技術についての到達目標」「管理的側面についての到達目標」の他に精神科の専門的な項目としては日本精神科看護技術協会の「新人教育チェックリスト」を基に構成しています。
研修にあたっては、公益財団法人慈愛会の法人内での集合研修をはじめ、病院内集合研修、病棟OJTといった場面で研修を計画しています。谷山病院の新人教育パスに示す企画された研修に積極的に参加し、目標を自ら達成できるようにして支援していきます。