研修会

  • 2025年07月22日

    令和7年度 新任看護師長研修会

    令和7年7月22日(金)、「看護師長の役割を認識し、中間管理者としての資質の向上を図る」という目的のもとに今村総合病院、谷山病院、奄美病院、徳之島病院の新任看護師長7名が一堂に会し研修を開催いたしました。
    緊張した面持ちで始まった研修でしたが、講義やグループワークが進むにつれて少しずつ緊張が解け笑顔となり、新任看護師長同士、同じ悩みを抱えており共感することが多く一気に距離が縮まったようでした。
    先輩看護管理者の語りでは、先輩師長の様々な経験、失敗しても同僚や先輩からの支援を受けながら成長している事を知り、管理者としての行動のヒントも得ることができました。
    「看護管理とは」の講義では、師長の役割や看護管理実践の意義について学ぶとともに、目的や方針を明らかにして示し伝える、人財へのスタッフ育成、信念をしっかりもつことの大切さ等を学び、それぞれが看護管理について考え深める時間となりました。
    次に自己課題解決に向けた様々な知見についての共有プレゼンテーションとして、各自の自己課題から解決のための文献を探し、互いにその文献からの学びを共有しました。自己課題として、コミュニケーションや看護補助者との協働、スタッフモチベーションの維持、チームワーク等があげられ、その内容に関する文献が紹介されました。それぞれの課題は共通することも多く、自部署でもこの文献を活用できる場面が今後あると思われました。
    そのあと、ありたい看護師長像を具現化するというテーマで、今、看護管理者に求められいることとは何か、そして明日からどのような行動につなげるかというテーマで、グループワークをしました。各自の現状から課題をあげ、目指す姿として人を見る力のある師長、スタッフを信じる力のある師長とし、よく見てよく聞きよく話すことを実行するという発表がありました。別のグループからは、自部署の役割を明確に出し、その役割を果たす看護実践が出来ているのか、より看護の質を上げるためのマネジメントが師長の役割なのではないか、そしてスタッフには今実践していることに意味づけすることが必要なのではないかという話し合いだったと発表がありました。互いの発表を聞きディスカッションすることで、師長としての視野拡大につながったと感じました。
    今、看護管理者としての歩みが始まったばかりですが、研修で得られた新たな仲間の絆を深め、互いに支えあい、成長していかれることを期待しています。

     

    研修の様子


    理事長 挨拶



    ありたい看護師長像を具現化する~今の想いを共有しよう~
    先輩看護管理者の語り


    講義  「看護管理」とは


    自己課題解決に向けた様々な知見についての共有


    グループワーク


    グループワーク

     
  • 2025年02月17日

    令和6年度 副看護師長研修開催

    令和7年2月1日(土)に副看護師長研修を開催しました。
    研修会場は鹿児島市内の施設からは慈愛会ビル、奄美病院と徳之島病院はそれぞれの施設からZoomによるリモートでの参加となりました。総数62名の申し込みがあり研修当日は61名の参加でした。(参加:いづろ今村病院7名、今村総合病院27名、谷山病院14名、在宅支援部1名、愛の街1名、奄美病院8名、徳之島病院3名 欠席:1名今村総合病院)
    研修の冒頭、今村理事長先生のご挨拶では、プレイングマネージャーとしての役割:リーダーシップとマネジメントについて、医療DX人材として1年での取り組みとして部署の業務フローの作成見直しとともに、必要なデータの抽出し、それをIT化すること、各自が学士取得や特定講師研修・NP等の資格取得にチャレンジすることで、慈愛会スタッフ・プレイイングマネージャとして活躍することへの期待等をお話しいただきました。
    次に目標達成への取り組みの報告6例のご発表後、グループワークでそれぞれの取り組みを共有・意見交換を行い、今後の取り組みを考えていきました。
    次に、『看護管理者シャドー研修からの学び』として、今村総合病院の副看護師長会が主体となって本研修を計画・実施・評価したプロセスと、実際の師長シャドー研修からの学び2事例を、ご報告いただきました。研修は、どのような目的をもってどの師長について研修するのか等、各自が主体的に、課題解決に向けた研修計画決定、調整、実施するといった研修企画で、目的に応じた看護管理マネジメントについての学びが得られた内容が報告されました。各病院の副看護師長も午後は、『よりよい組織と人を育てる~人を動かすために必要なこと~』として中谷看護部長の講義および、プロジェクトXの視聴がありました。プレイイングマネージャの立場でのスタッフ育成や関わり方について深く考える時間となり、その考えをもちながらその後に、「看護管理者としての課題(重要だと考えていること)と思っていることについて共有、副師長として今後どのように臨んでいくかをグループ討議し、討議内容を発表しました。皆さん積極的にグループ討議内容について発表されました。最後にグループ内で1日の研修の学びを通して、「いきいきとした看護管理者を目指して」と題し、今後に向けた思いをグループメンバーで表現しあい、新たな思いを共有することが出来ました。
     研修生の反応として、コミュニケーションをしっかり取り相手を認め信頼して任せる事が大切、そのためにバックアップをしっかりして、自信になるような関わりを心がけたい。病棟の課題を分析・明確化して、取り組んでいこうと考えた。スタッフと日頃からの会話を大切にしながら、信頼される管理者として成長したい。問題意識をもちながら、スタッフの日々の言動や行動をしっかり見て自部署で何が必要なのか常に考えていこうと思った。前向きに、ビジョンをしっかりと持ってスタッフのモデルとなっていきたい等があり、満足度の高い研修となったようでした。

     

     

    研修の様子

    理事長 講話
     
    目標達成への取り組み発表・意見交換
     
    【グループワーク】
    各自の目標達成への進捗状況について


    【発表】
    看護管理者シャドー研修からの学び


    【講義】
    より良い組織と人を育てる
    ~人を動かすために必要なこと~


    【グループワーク】
    ① 看護管理者としての課題と思っていることについて共有し、
    副師長として今後どのように臨んでいくか
    ② いきいきとした看護管理者を目指して

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