令和元年度 リハ部 活動報告

 

 

令和元年9月14日(土曜) 15時~17時

第15回鹿児島摂食嚥下リハビリテーション研究会

鹿児島大学医学部鶴陵会館で開催されました、第15回鹿児島摂食嚥下リハビリテーション研究会に一般演題座長として参加しました。一般演題は5題あり、どの演題も医師、歯科医師、看護師や言語聴覚士など多職種から活発な質疑がありました。

特別講演では、「摂食嚥下障害に対する理学療法の実際」というテーマで、高崎健康福祉大学の吉田剛先生がご講演され、改めて姿勢を含めた肩、頸部、下顎の位置の大切さや関連する筋に対する知識の重要性を知ることが出来ました。

言語聴覚療法(ST)部門 中島史博

 

 県嚥下研究会① 小

 

 

 

 

 

 

 

令和元年9月6日(金)~8日(日)

第53回 日本作業療法学会

令和1年9月6日(金)~8日(日)に福岡国際会議場にて行われた、第53回日本作業療法学会に参加してきました。

今回は、「脳梁離断症状を呈し、趣味活動に着目した介入によりその人らしい生活を再獲得した1症例」という演題でポスター発表を行いました。脳梁とは、左右の大脳半球をつなぐ交連線維であり、その連合が絶たれると様々な高次脳機能障害が出現します。脳梁が選択的に梗塞を起こすことは極めて稀ですが、今回脳梗塞により脳梁が離断され、失行・構成障害等の脳梁離断症状を呈した症例を担当したため、経過を報告しました。具体的にどのような日常生活場面・検査上で症状が認められたか、また、それに対してどのようなアプローチを行ったか等の質問を受け、他セラピストとディスカッションを行う良い機会となりました。発表により、疾患や対象症例に関する理解を深めることができました。

今学会のテーマは、「作業療法研究のターニングポイント」であり、作業療法研究の現状や今後の展望に関する講話が多くありました。作業療法はその人の生活背景を考え、多様的に介入するため、データ蓄積が行いにくく、効果を証明するエビデンスが少ない現状があります。そのため、今後も継続して症例報告や研究を重ねていく必要性があり、それにより作業療法の質・需要の拡大に繋がっていくと考えます。今回得られた知識や情報を臨床場面・研究に活かし、患者様に還元していけるよう取り組んでいきたいと思います。

OT宮城里佳

 

 

第53回日本作業療法学会に参加させて頂きました。他病院、他施設の研究や報告を聞くことで、対象者に多種多様に変化する作業療法を色々な視点から考える機会になりました。今回の学会テーマは「作業療法研究のターニングポイント」でした。作業療法士の現状として、免許取得者が増加していますが、協会会員数は比例しておらず、論文の数は増えているものの一人あたりの論文提出が減少しているとのことでした。今後発展していくためにも帰属意識の改善と作業療法としてエビデンスレベルの高い研究成果を多く論文で提出し、対象者それぞれに合わせた目標に対して介入していく必要があるとのことでした。まずは、学会発表からとのことで、学会の雰囲気を肌で感じ、私も挑戦してみたいと思いました。

今回の経験を今後は作業療法部門で新しい話題や治療方法に対して興味を持つ機会として勉強会やディスカッションを提供していけるのではないかと考えます。また今回多くの新しい機器や自助具等も紹介されており、患者様やそのご家族に対して情報の提供も行えると思いました。そして、エビデンスに基づいた治療の報告が多く聞かれ、当院でも実践できることも学べました。今回学んだ知識等を伝達講習や臨床場面で活かし還元出来るように取り組み、リハの質の向上につなげていきたいです。

OT寺園隆宏

第53回日本作業療法学会

 

令和元年8月22日(木) VF/VE勉強会 

 当院3Fリハセンター内でリハビリ専門医2名、言語聴覚士8名でVE/VFの症例検討会を行いました。

 複数回嚥下は認められるものの軟口蓋挙上が緩慢で咽頭残留物がなかなかウォッシュアウトされない影像や、咽頭収縮が不十分で極少量の誤嚥が認められる画像を確認して、原因探索や訓練法について議論しました。

 当院の嚥下リハビリテーションが更にスキルアップするように継続して勉強会を行っていきます。

リハビリ部 言語聴覚士(ST) 松元潤

  

 

 令和元年7月30日(火)言語聴覚士(ST)勉強会

 『CBA(認知関連行動アセスメント)で多職種連携を図る』というテーマで勉強会を行いました。

 当院脳卒中センターには2名の脳卒中リハビリ認定看護師はじめ、高次脳機能障害に理解・関わりのある医療スタッフが多くいますが、多職種で議論し情報を共有できる評価ツールとして導入を試みたいと考えています。試験的に何例か使ってみて、今回の勉強会で感想や意見を交換しました。

 さまざまな専門領域の得意分野を活かしながら、この評価ツールを通して患者様の高次脳機能障害への理解が深まり、適切な対応に繋がればと思います。

リハビリ部 言語聴覚士(ST)鮫島悠子

 7.30IMG 9723

 

新人教育プログラム テーマ:脳画像の基本

令和元年8月2日(金) 17:50~19:00

リハビリテーション部 新人教育プログラム テーマは『脳画像の基本』でした。到達目標は

  ① 各画像の特徴を理解する(CT・MRI・MRA等)

  ② 解剖学を理解する(脳溝・脳回等)

  ③ 中心溝の同定が出来る(ノブサイン+前後から)

の3つでした。アンケートにおける達成度は、

  ① 達成できた100%

  ② 達成できた100%

  ③ 出来るようになった56%、方法が分かった44%

でした。勉強会の満足度として全員が満足という結果でした。

今回、新人スタッフ向けではありましたが、2年目以降のスタッフの参加も多くありました。 脳画像はリハビリテーションにおいて貴重な情報です。画像から得られる情報を評価やアプローチに活かしたいと思います。

理学療法(PT)部門 松元龍

 

 写真 2019 08 05 21 05 45

 

 

 

リハビリテーション部 新人教育プログラム

テーマ:胸部画像について

令和元年7月25日(木) 17:50~19:00

リハビリテーション部の新人教育プログラムにて『胸部画像について』をテーマに3回リハビリセンターにて話をさせて頂きました。

胸部画像は、患者様の状態を把握するには有用な手段ですが、読影にはそれなりのスキルを要します。今回スライドをまとめる中で、わたし自身も頭を整理するきっかけとなりました。

画像を通して何が知りたいのか、どうリハビリに活かしていくのか、目的を明確にする必要があると思います。また画像も重要ではありますが、目の前の患者様がリアルタイムにどういった状態にあるのかを知るためには、フィジカルアセスメントは欠かせません。得た情報を統合して最適なリハビリを提供できるように努力していきたいです。

理学療法(部門) 桑野大介

 

 スライド1

 

 

新人看護師研修会 

テーマ:褥瘡予防・ケアを含めたポジショニング

令和元年7月13日(土)、20日(土) 9:00~12:00 (うちPT担当:9:25~10:35)

新人看護師を対象とした、褥瘡予防、ケアを含めたポジショニング研修が行われました。その中で約1時間、理学療法士(PT)が講師となりクッションの使用法やケア時の注意点など、実技を中心に新人看護師の皆さんに体験してもらいました。体験してもらう事で患者さんの気持ちや感覚を少しでも感じることができたと思います。この経験を活かして、日々のケアに繋げていただければと思いました。
また、私達リハビリスタッフにおいても、チーム医療でのポジショニング等の重要性を改めて実感することができた研修会でした。

理学療法(PT)部門 森希美

 褥瘡予防

 

新人看護師研修会 テーマ:ポジショニング・移乗介助

令和元年6月13日(水)、26日(水) 13:30~17:30 (うちPT担当:16:00~17:00)


新人看護師を対象とした、ポジショニング・移乗動作の研修会が行われました。脳卒中リハ認定看護師の講義の後、約1時間、脳卒中リハ認定看護師がポジショニングを、理学療法士(PT)が起居動作や移乗動作の介助方法について実技を行い、新人看護師に体験してもらいました。

 患者様の自然な動きをサポートすることで動きを引き出すことが出来、介助者の負担軽減も図れます。研修会を通じ、より負担の少ない動作介助を見つけていけるよう取り組んで参ります。

理学療法(PT)部門 松元 龍

 ポジショニング

 

 

 

 

令和元年6月22日(土)~23日(日)

「第1回九州作業療法学会」

6月22日~23日に福岡県北九州市で開催されました「第1回 九州作業療法学会」に参加しました。

 

臨床研究発表では、近年話題の自動車運転に関する発表や現状の作業療法での取り組み等多くの発表がありました。

 

講演では、2025年問題以降の対策として、人口動態から65歳以上の高齢者の絶対数が最も多くなる2040年に向けて地域包括ケアシステムの構築が急がれていることや、実際他県で行われている地域毎の取り組みに作業療法がどのように係わっているのかの紹介があり、大変興味深かったです。

 

市民公開講座では、引きこもりの子供に対する試みの紹介があり、保守的な考えが障がい者や障がい児を作る要因の1つになっているとの目から鱗の発想にびっくりしました。昔から大事にされている部分と、デジタル化社会になって新しくなっている部分との共生の大切さや柔軟な対応がこれから必要になると感じました。

 

 久しぶりの大きな学会への参加で、作業療法の技術だけで無く色々な考え方や刺激を受けることができました。今回学んだことを今後の臨床や研究活動に活かすだけでなく、自分自身を成長させることができればと思います。

                                              作業療法部門(OT) 日高まり子

 

九州OT学会

 

 

令和元年 6月8日(土)、22日(土)8:30~12:30

新人看護師研修会 テーマ:呼吸・循環

3学会呼吸療法認定士を取得しているセラピストが、新人看護師研修会の中で『呼吸・循環』というテーマで講師を行いました。

今回の研修内容としては、

講義では、①呼吸の解剖と機能、②体位ドレナージ(痰について・仰臥位が呼吸器に及ぼす弊害・体位変換)、③酸素療法、

実技では、①肺の聴診、②呼吸介助、③呼吸管理に必要なフィジカルアセスメントとポジショニングという内容でした。

患者様を治療する上で、チームアプローチは重要です。他職種との勉強会などでも連携を強化し、知識・技術の向上を図り、質の高い治療・リハビリを患者様に提供できるよう今後も取り組んでまいります。

理学療法(PT)部門 野崎聖矢

 

 

DSCN0488

CIMG0130

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和元年6月17日(月)

認定理学療法士(脳卒中)

当院の酒匂PT(左)、津曲PT(右)が認定理学療法士(脳卒中)として認定されました。

認定理学療法士とは公益社団法人 日本理学療法士協会の認定資格で、自らの専門性を高め、臨床技能の維持、社会、職能面における理学療法の専門性(技術・スキル)を高めていくことを目的としています。

酒匂PTは回復期リハビリ病棟配属、津曲PTは脳卒中センター配属となっており、専門性を活かした理学療法を提供しています。

理学療法(PT)部門

 

認定 酒匂PT認定 津曲PT

 

 

 

令和元年 6月4日(火)  18:00~19:05

リハビリテーション看護2019 学習会

当院5階西病棟が開催するリハ看護の学習会において、『リハビリテーションとは?』というテーマでお話をさせて頂きました。

当院5階西病棟はSCU (ストローク ケア ユニット)を有し、脳卒中急性期を担当する部署です。つまりは、医学的早期リハビリテーションの入り口を担うとても重要な病棟です。

 今回の学習会の内容としては

①    リハビリテーションは機能訓練だけじゃない

②    思考の整理としてのICF(国際生活機能分類)

③    一般的なリハビリテーションの流れ、急性期以降の患者様の生活紹介

④    セラピストの知りたい情報とは?

⑤    障害の体験・動きのコツ体験

でした。

アンケートでは、『学習会の内容は興味深かったですか?』の問いに対し『非常に興味深い』という回答が100%であり参加者の意欲の高さを感じました。患者様の生活や役割を再構築(リ・ハビリテーション)出来るようこれからもチーム一丸となり取り組んでいきます。

理学療法(PT)部門 松元龍

 写真 2019 06 04 21 18 28

 

 

令和元年  5月29日(水)  18:00~19:00

 移乗介助についての勉強会

                                                 

回復期リハビリテーション病棟スタッフに対して、リハビリスタッフによる移乗動作に関する研修会を実施しました。

移乗動作の要素の説明や、動作の観察、移乗動作のポイントをお伝えしたのち、基本的な移乗動作の実技練習を行いました。

その後、体格差のあるときの移乗方法やトイレでの移乗・下衣の上げ下げ、靴の脱ぎ履きの介助方法等、日常の困難事例を共有し対策を検討しました。

                  作業療法(OT)部門 黒肱知弘

移乗勉強会

 

 

令和元年5月17日(金曜)  18:00~19:30

回復期合同症例発表会  

B棟3階病棟(回復期リハビリ病棟)スタッフの合同症例発表会を行いました。

看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の各担当者が、回復期リハ病棟に転院してから自宅退院となる方の経過と、他部門との連携・取り組みまでを発表致しました。

発表後に今後の問題点をディスカッションし、各グループからアドバイスやアイデアを頂くことが出来ました。

多職種で話し合えたことで、患者様の自宅退院に向けた各アプローチを共有することが出来たのではないかと思います。

作業療法(OT)部門 寺園隆宏

 

 IMG 7293IMG 7294

 

 

 

 

 

 

 

 

平成31年4月13日(土)17:00~19:10

第8回 慈愛会リハビリスタッフ合同活動発表会

第8回慈愛会リハビリスタッフ合同活動発表会が開催されました。

全7演題、活発な質疑応答がありました。

①『ビフォーアフター的地域リハを経験して ~慈愛会での応用を考える~』  

  いづろ今村病院 リハビリテーション部 理学療法士 土井 敦

②『地域包括ケア病棟での取り組み ~報告と今後の課題について~』

  いづろ今村病院 リハビリテーション部 理学療法士 森永 恭子

③『地域包括ケア病棟での情報共有の重要性 ~在宅復帰に向けて~』

  いづろ今村病院 リハビリテーション部 理学療法士 西 賢一郎

④『膝前十字靭帯再腱術後における再損傷と脛骨後方傾斜角度の関連性』

  今村総合病院 リハビリテーション部 理学療法士 村山 佑一郎

⑤『脳梁梗塞により脳梁離断症状を呈し,趣味活動に着目し介入した1症例』

  今村総合病院 リハビリテーション部 作業療法士 宮城 里佳

『純粋な脳梁離断症状を呈した一症例 ~神経症状と自動車運転に及ぼす影響~』

  今村総合病院 リハビリテーション部 言語聴覚士 西田 信太郎

⑦『老健におけるシームレスな生活期リハへの取り組み~生活機能向上連携加算を通して~』

  介護老人保健施設 愛と結の街 理学療法士 原田 良二

 

 

 

 

 

このページのTOPへ