医療設備

医療設備

小線源療法

小線源療法とは4.5x0.8mmの小さな線源(放射性物質)を前立腺組織内に50~80個ほど留置し前立腺がんを根治させるものです。小線源療法には放射線の強さにより低線量率組織内照射と高線量率組織内照射の2種類があり、前者ではヨウ素125、後者ではイリジウム192を用います。当院で実施しているのはヨウ素125による低線量率組織内照射です。

詳細についてはこちらをご覧ください。
小線源治療について

手術支援ロボット ダビンチ

ロボット支援手術は、患者さんの身体に小さな穴を開けて行う低侵襲の手術です。開胸手術や開腹手術に比べて手術痕はほとんど目立たず、より少ない出血量で術後の痛みも軽くなります。 当院では2022年4月より「ダビンチ サージカルシステム」を使用してのロボット手術を開始しました。

詳細についてはこちらをご覧ください。
低侵襲手術支援ロボット

トモセラピー

鹿児島県では初めて導入された放射線医療装置です。CTヘリカル技術を応用し、高速で開閉する64枚の絞りと高精度な機器の相乗効果で、がんを切らずに打ち抜くように治療でき、「がんには厳しく、周りの正常組織には優しい」放射線治療が可能となります。

詳細についてはこちらをご覧ください。
トモセラピーについて

80列CT

CTとは、X線を利用して身体の内部(断面)を画像化する検査です。画像処理を行うことにより、身体の細かな情報を得ることが可能です。
検査部位や目的によって検査の時間は異なりますが、短時間で非常に細かい部分まで撮影可能です。

Philips Ingenia cx/Achieva dstream 3.0T
Philips Ingenia 3.0T

MRI検査とは強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮像する検査です。検査部位や目的によって、検査の時間は異なります。
※テスラとは磁力の大きさを表す国際単位で、数値が大きいほど、短い検査時間で診断価値の高い画像を提供することができます。
当院では3.0T MRIが2台稼働しております。

320列CT

今村総合病院では320列CT装置を導入しております。
従来のCTよりも被ばく量が低減されているだけでなく、検査時間の大幅短縮や高解像度の検査画像を撮影することが可能です。

核医学検査(RI)装置

微量の放射線を出す放射線医薬品を体内に注入し、放出される放射線を特殊なカメラで撮影してその分布状況を断層画像で見る検査です。断層撮影のことをSPECTと呼びます。体内に投与した薬剤の分布の速度や集まり具合を調べることで、脳や心臓などの臓器の血流の状態や機能状態を検査することができます。
脳血管障害や心臓病、がんなどの早期発見に有効とされている検査です。

IVR-CT

IVR-CT装置はX線により体内部をリアルタイムに透視・撮影する血管造影装置と体内部の精密な断層画像が撮影可能なCT装置が一体となった装置です。
同じ部屋にCTと血管造影装置をリンクして配置してありますので、患者様は移動することなく検査が可能です。

バイプレーン血管造影装置

同時に2方向から観察や撮影が可能な、最新大視野フラットパネルを2面搭載した血管造影装置です。主に頭の血管造影や血管内治療に用いられますが、全身にも対応可能です。

X線透視装置

様々な透視検査が可能となり、食道・胃・腸などの消化管検査から、胆のう・胆管検査(ERCP)、さらに整形外科にいたるまで様々な領域の診断に対応できます。さらに高精度の技術によって「低被ばく」を実現し、昇降式の寝台では、不安感や苦痛も感じることなく、患者様に優しい検査です。

結石破砕装置

体外で発生させた衝撃波を、体を通して結石に集中させ、そのエネルギーで結石を砕く装置で、少ない痛みで腎臓と尿管の結石破砕が可能となりました。破砕中は泌尿器科医師が常時監視していますので安心して治療に臨めます。

高気圧酸素治療装置

患者様1名を収容する第1種装置を1台配置しています。装置の中では、高い圧力の環境下(海底10mでかかる圧力くらい)で、酸素(100%)を吸いこむことにより、多くの酸素を体に取り込むことができ、脳梗塞やイレウスなど様々な病気に対して治療効果が期待できます。

ICU(集中治療室)/10床

院内の重症患者さんや大手術後の術後管理やケアをします。基本は主治医管理のもと、集中治療医師と連携した診療も行っています。ICU専任の看護師、理学療法士、臨床工学技士、薬剤師、栄養士らと協力して、チームで全身管理や早期回復へ向けたケアを行います。ベッドは全10床あります。内2つは個室で陰圧管理が可能です。人工呼吸管理、持続血液濾過透析(CHDF)、血漿交換(PE)等が常時できる設備を整えています。

SCU(脳卒中ケアユニット)/9床

脳卒中センターでは、365日24時間体制で脳神経内科・脳神経外科の経験を有する医師が常時配置されており、tPA投与や超急性期血栓回収術に対応しています。

化学療法室

消化器外科・内科、血液内科、泌尿器科などの様々な化学療法を年間3,000件近く行っています。
20床の化学療法室では、外来患者様だけでなく入院患者様の抗がん剤投与も抗がん剤による化学療法に習熟したスタッフが、一括して管理し、治療をおこないます。

内視鏡検査室

内視鏡光源とモニターを天井から吊り下げ、広いスペースを確保することにより、あらゆる内視鏡検査に対応可能となりました。早期がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や胃瘻造設術など安全に施行できます。

手術室・中央材料室

手術室6室(うち、クラス1000が2室)
多くの器具を天吊りとして、画像記録も設置しております。
中央材料室では、トレーサビリティシステムを導入し、医療器材や医療材料の確実な管理を行っております。滅菌の質の保証を確実に行っています。

透析センター/72床

HD・HDFをはじめ、持続的血液濾過透析(CHDF)・血漿交換(SFPP・DFPP等)・血液吸着(エンドトキシン吸着等)の様々な血液浄化業務を行っております。