何か身体に異常を感じるのだけど、どこの病院・どこの診療科に行ったら良いかわからない場合に、いつでも受診できる科です。当科で多くの問題は解決できると思いますが、できない場合でも、他の病院を紹介するなど、何らかの道筋を立てたいと思っています。複数の病気がある場合も、総合内科で担当します。
24時間、診療を行っておりますが、時間外は急病の方が対象です。
鹿児島は全国的にみて総合内科が少ないため、最初の窓口は患者様が選ぶことになります。しかし自分の症状が何科の病気か判断することはとても難しく、そのような場合に総合内科が窓口になります。総合内科は、ただ窓口というだけでなく、救急対応や複数疾患の合併例、不明熱、原因不明症状などの専門科の存在しない疾患をみるという、専門性も持っています。リウマチ疾患・感染症も担当しています。総合内科の担当医師は臓器の専門家ではなく、総合内科を専門としています。
救急は24時間受け付けています
勤務により変更があるため、予約される際は確認をお願いします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | 大塚 伊藤※1 |
西垂水 上原 |
海江田 伊藤※1 |
市來 | 西垂水 伊藤※1 |
伊地知 上原 |
急患のみ |
午後 | 市來 伊藤※1 |
有馬※2 | 市來 上原 |
有馬※2 | 西村 福山※3(第1,3,5) 伊藤※1 |
急患のみ | 急患のみ |
外傷や手術となるような方以外の内科疾患はほとんど対応していますが、内視鏡、血管造影などの特殊検査や抗癌剤など専門的治療が必要な場合は専門科に依頼しています。
例えば、下記のような症状の方は当科で診療しています。
項目 | 2021年 | 2022年 |
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初診患者数 | 5,410 | 6,095 |
新入院患者数 | 1,906 | 1,777 |
救急車受入台数 | 3,085 | 2,882 |
どこの病院を受診するにしても、自分の疑問点、希望する点などをしっかりと伝えるようにし、担当医とよく話しあうことです。あらかじめ紙に書いていっても良いと思います。症状のおこる順番は大切ですので、時系列に沿って出来事を書いていっても良いでしょう。
現在の治療がうまくいっていないと感じる場合も、しっかりと伝えてください。自分で勝手に他の病院を探して行ってもまた同じようなことになるかも知れません。担当医に相談すれば治療を変更したり、必要によって適切な病院に紹介してくれるでしょう。
当科では患者さんの話をよく聞けば(問診)、その話の中から必ず病気の原因が見つけられるはずだと思い、一生懸命聞いています。そのため何度も尋ねられるので、少しうんざりするかもしれません。でも問診だけでしか診断できない病気もあるのです。ありとあらゆる検査をすれば何でも分かるように思うかもしれませんが、検査はいつのタイミングで、どの検査を選ぶかの方が大切です。それを決めるのも問診なのです。
診断がつけられた場合でも、患者さんが満足できなければ意味が無いので、どのようにしてあげられるか、いろいろ考えています。診断がつかなくても、症状を楽にさせるなど満足してもらえる方法を考えています。
検査をしすぎたり、薬を出しすぎたりして、かえって悪くならないようにしたいと思っています。
なるだけ一般の感性で考えたり、話をしようと思っています。
総合内科では、外来患者・救急患者の御紹介に対応しております。基本的には、内科全ての疾患の御紹介に対応しております。ただし診断がついていて専門科での加療が望ましい場合は専門科への御紹介をお願いする場合もあります。
外来では、症状の原因や診断の分からない患者様やどの科に紹介して良い分からない患者様、救急では急に状態が悪くなっているもののどこに搬送して良いか分からない患者様などにも対応させていただいております。
特に不明熱や不明炎症に関しては力を入れており、リウマチや感染症の専門医も診療しておりますので、お困りの際には是非御相談ください。
市來 征仁
いちき まさひと
主任部長
専門
西垂水 和隆
にしたるみず かずたか
臨床研修部長
専門
畠中 成己
はたなか しげき
部長
専門
大塚 暢
おおつか いたる
部長
有馬 丈洋
ありま たけひろ
部長
専門
伊藤 加菜絵
いとう かなえ
部長
専門
西村 時紘
にしむら ときひろ
医員
上原 悠也
うえはら ゆうや
医員
専門
福山 一
ふくやま はじめ
非常勤医師
伊地知 信二
いじち しんじ
非常勤医師
林 恒存
はやし つねあり
非常勤医師
海江田 貴憲
かいえだ たかのり
非常勤医師