2018年4月
「慈愛会総合診療研修プログラム」入職
横山 大輔

みなさんが医師を志した時、どのような医師になりたいと思っていましたか？
私は、学生時代に“Dr.コトー診療所”に出てくる医師に憧れ、「患者さんに寄り添い、その家族や地域の方にとって、頼れる“身近”な存在でありたい」と思ってきました。
その思いを実現できる進路を探した結果、総合診療科へ進むことを決め、生まれ育った鹿児島で学びたいという思いも併せて、今村総合病院で初期研修及び専門医研修を行いました。専攻医時代は、1年半ほど総合内科で鍛えられ、残りの研修期間は、地域研修も交えつつ、小児から高齢者、ドクターヘリのような超急性期から在宅看取りまで幅広い経験を積みました。専門研修終了後は、在宅診療を中心に活動を行っており、今後は緩和ケアの学びを深め、後々は研修医の教育にも携わっていければと画策中です。
総合診療医には、患者さんという“人”を診て、その家族やその地域まで診ることができる、そして、年齢問わずに診療し、地域の実情やニーズにも対応できる力が必要です。また、地域ごとに成す形も違い、全国には多種多様な総合診療医が存在しています。
総合診療医とは何かを知る良いきっかけになると思うので、お時間があれば、学会の作成したリンク先の動画もご覧ください。
「総合診療という選択」WEBサイトhttp://sogoshinryo.jp/
何かのご縁でお会いできること、一緒に働くことができることを楽しみにしています。