研修医の声

研修医の声

岩田 淳志
(鹿児島大学 2022年卒)

Q1錦江湾プログラムを選んだ理由を教えてください。

元々県外志望でしたがコロナ禍もあり、鹿児島県内の病院を考えたときに研修医が率先して学び、働ける環境で研修したいと思い、研修教育に評判のある当院の病院見学に行きました。見学の際には、プライベートでお世話になった学生時代の先輩研修医が主治医として生き生きと研修に取り組まれている姿や若い後期研修医の先生方が豊富な知識で優しく研修医に指導されている姿を目にしました。この環境に身を置くといっぱしの医師に早く近付けるのではないか、そう考え当院のプログラムを志望しました。

Q2学生時代の当院の印象は?

救急総合内科を中心に内科疾患の充実した研修病院で、研修医や専攻医など若めの医師からベテラン医師まで様々な年齢の医師が日々情報をアップデートし合いながら熱心に診療に勤しんでいる印象がありました。また研修医に関しては、真面目ではあるもののフランクでコミュニケーション能力が高く、お互いに良好な関係を築いている方々が多い印象を持ちました。

Q3働き始めてからの当院の印象は?

救急総合内科など一部の診療科では主治医として責任を持って診療を行えますが、任せっきりではなく指導医のサポートも手厚いです。他にも、消化器外科や泌尿器科、スポーツ整形外科など毎日多くの手術を行なっている診療科もあり、ローテーションする中で多数の外科的経験をさせていただけます。また、ローテーションに関しては約1年半の自由選択期間があり、北海道や沖縄など県内外の連携施設を組み合わせて自分なりのローテーションを組むことができます。

Q4学生に向けてメッセージをお願いします。

初期研修を終え、どの診療科に進むとしても一般内科的な知識は必要だと思います。また、研修先を選ぶ上で、救急対応を多く経験でき、適切な医療を学べる環境が常にあることも大切だと考えます。それらを踏まえて一度当院の病院見学に来て、肌で感じてみてください。きっと期待は裏切らないと思います。

馬場口 紫乃
(福岡大学 2021年卒)

Q1錦江湾プログラムを選んだ理由を教えてください。

総合内科や血液内科など内科の診療科が充実していることに加えて、研修協力病院の充実や、同期が10人と自分の理想としていた数であったことがとても魅力的だと思いました。
病院見学時に、総合内科で初期研修医の方が救急車対応をしていて、問診や採血・エコー検査・グラム染色などに動き、また指導医の先生に相談・ご指導いただきながら方針を固めていく姿がとても格好良く見えたので、自分も同期と助け合いながら様々な事を経験したいと思い錦江湾プログラムを志望しました。

Q2学生時代の当院の印象は?

総合内科の毎朝の勉強会では、上級医の先生が経験した症例やその日の当直で研修医が経験した症例について、実際に患者様から問診をとっているかのように患者様の背景や症状について質問をしていき、鑑別疾患を挙げていました。自分が経験していない疾患も臨床的に学ぶことができるいい機会だと思い、とても印象に残りました。
また、医局はワンフロアで、研修医1,2年目も同じ空間に席があるので、明るい印象をもったことを覚えています。

Q3働き始めてからの当院の印象は?

ローテする中で、主治医・指導医の先生に就いてご指導いただく科と、研修医自身が担当医として患者様を診る科のどちらも経験することができます。また、外部の病院から毎月数名が研修に来るので、色んな人と一緒に働く機会がありとてもいい刺激になります。
2021年度の構成としては、男性7名女性3名となっていて、上の先輩方を見ていても自分の知る限り女性3名以上で研修医として過ごしているので、相談もしやすいですし男女仲もよく、マッチング提出時に感じていた男女比での不安は働き始めてなくなりました。

Q4学生に向けてメッセージをお願いします。

研修医としてローテすると、学生時の実習とは違う新しい視点でみえ、今まで自分の抱いていた印象が変わってきてどの診療科も違う魅力があることに気づきます。自分なりの医師像を見つけて、一緒に頑張っていきましょう。

仮屋 毅彦
(産業医科大学 2019年卒)

Q1錦江湾プログラムを選んだ理由を教えてください。

初期研修医の先生方が1stで救急車対応し、問診から採血、エコー検査、グラム染色など様々な手技を行っている姿を病院見学で拝見し、ERの最前線で活躍している先輩方の姿がとても印象的でした。また、患者の問題点について上級医の先生とdiscussionしている様子が、研修医にとって働きやすい環境であると思いました。今村総合病院は、救急・総合内科以外にも血液内科・神経内科も充実している印象があり、内科医を目指している自分にとって多くの症例を経験できると思いました。また、研修協力病院も充実しているため、錦江湾プログラムを通して医師としての最初の2年間で大きく成長できると思い志望しました。

Q2学生時代の当院の印象は?

総合内科の朝の勉強会が印象的でした。実際に上級医の先生が経験した症例について、患者から取るべき問診事項、身体所見、検査の進め方などを考え鑑別疾患をあげるなど、実際に自分がその患者に遭遇したシチュエーションを想像して学ぶことができそうだと思いました。 また、空いている時間があれば上級医の先生方に研修医の先生が相談している姿を見て、指導体制もしっかりとしているのはありがたいなという印象を持ちました。

Q3働き始めてからの当院の印象は?

総合内科では、研修医が担当医として患者を診るので、最初は上手く動けないことが多く大変な時もありましたが、それが成長できるチャンスでした。当たり前ですが、上級医の先生方は知識量が豊富で、回診時に身体所見の取り方や治療方針のアドバイスを頂くことができとても勉強になります。
また、2020年度から、初期研修において外来研修が必修化されました。当院で外来研修を行うと、common diseaseはもちろん他院からの紹介患者を診る機会もあります。1日の最後に部長の西垂水先生からとても手厚い指導を頂くことで、診断のついていない患者の臨床推論を的確に行う能力を磨くことができます。外来研修をする上でも当院は最適な環境だと思います。
また、自由選択で消化器内科を選ぶと、虫垂切除や胆嚢切除術を研修医が執刀する機会を得ることもできます。内科だけではなく、消化器外科志望の先生にも当院はおすすめです。

Q4学生に向けてメッセージをお願いします。

忙しいばかりで自分が行った処置に対してフィードバックが全くないという心配はありません。自分がする手技も上級医の先生アドバイスをもらいながら行うことができるので、ここなら安心して力をつけることができると思います。未来の先生方と一緒に働ける日を楽しみにしています!