加齢とともに多くの男性が悩まされる「前立腺肥大症」。排尿の勢いが弱くなったり、トイレが近くなったりと、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
当院では、この前立腺肥大症に対する最新の治療法 HoLEP(ホルミウムレーザー前立腺核出術) を導入しています。
HoLEPとは、高出力のホルミウムレーザーを使って、肥大した前立腺組織を内側から核出(くり抜く)する内視鏡手術です。メスを使わず、尿道から専用の内視鏡を挿入して手術を行うため、身体への負担が少なく、回復も早いのが特徴です。
HoLEPは、保険適用の治療です。当院では専門の泌尿器科医が丁寧に診察を行い、患者さま一人ひとりに最適な治療をご提案します。
「最近トイレが近い」「尿が出にくい」と感じたら、我慢せずご相談ください。
前立腺のトラブルには、早めの診断・治療が大切です。
「夜中に何度もトイレに起きる」「尿の勢いが弱い」「残尿感がある」――こうした症状でお悩みの方は、前立腺肥大症の可能性があります。
当院では、低侵襲(ていしんしゅう)かつ日帰りも可能な治療法として、Rezum(レジーム)治療を導入しています。
Rezumは、水蒸気(蒸気エネルギー)を利用して前立腺肥大組織を縮小させる、新しい治療法です。
尿道から細い器具を挿入し、前立腺の肥大部分に高温の水蒸気を注入。数週間から数か月かけて前立腺が徐々に小さくなり、排尿症状が改善していきます。
対象患者基本的に合併症のリスクが多く、全身麻酔下の手術が難しい方や寝たきりの方などに有効です。
前立腺肥大症の症状は、年齢とともに少しずつ悪化することがあります。早めの診断・治療で、快適な日常生活を取り戻すことが可能です。
「これって歳のせいかな…」とあきらめず、まずはお気軽にご相談ください。