活動報告

2020年度

OT事例検討会

2020年12月2日(水)

リハビリテーション部 作業療法士(OT)村田耕一

感染対策を遵守した中で、OT12名が参加し事例検討会を行いました。

今回の事例は、脳卒中後遺症にて片麻痺や注意障害・病識の低下など、高次脳機能障害を合併された患者様でした。

本来であればじっくりとリハビリを行って、最善の状態で社会復帰して頂くのがベストと思われましたが、患者様の「とにかく早く自宅に帰りたい」という思いを尊重し、「可能な限り早い時期に、かつ、安全に在宅生活を送るためにはどうしたらよいか?」という目標を達成できるよう皆で意見交換を行いました。

担当のセラピストは、在宅生活に向けた具体的な問題点について、実際に患者様と作業を行い、納得いくまで話合い、達成すべき事を共有しながら作業療法の効果をあげていました。

参加したスタッフも、目標を共有する大切さ、実際に作業を行う事の大切さを改めて学んでいました。

第15回TQM活動発表会入賞

2020年11月19日(木)~28日(土)

リハビリテーション部 理学療法士(PT)松元 龍・永松 健太郎

当院にて、第15回TQM活動発表会がありました。

感染対策として、youtubeにて視聴期間を設けての発表となりました。

3Fリハビリテーション部からは、『慈愛会腰痛予防作戦』と題し、作成・発表致しました。内容は、当院各病棟にアンケート配布し腰痛への理解度含め、腰痛状況と、これかからの展望をまとめました。

今回、TQM活動発表会最優秀賞(プレゼン部門1位)と、今村総合病院院長賞、グッドネーミング賞4位の3つの賞を頂く事が出来ました。

生産年齢人口と言われる働く人口が相対的に減少していくなか、働きやすい職場環境はとても大事なことだと感じています。これから腰痛防止(減少)に向け、少しずつ活動して参ります。