OTブログ

  • 2023.01.23

    持病を患う愛犬との面会

    担当させて頂いている入院患者様の飼われている愛犬が持病を患っており、愛犬との面会を希望されました。新型コロナウイルス感染予防のため面会制限が設けられている状況であったため、担当作業療法士同伴のもと愛犬との面会を行って頂きました。
    「愛犬の世話をするために早く家に帰りたい。そのために少しでも早く機能改善を図りたい」と、リハビリや自主練習に熱心に取り組まれている患者様であり、愛犬を大事に思われる気持ちを強く感じていました。また、「愛犬と面会したい」というお気持ちをお話してくださったことも有難かったため、面会に同伴させて頂きました。そして面会の数日後に愛犬が亡くなられました。
    愛犬と面会できたことで、少しでもご本人の後悔を軽減しその後のリハビリ意欲の維持へ繋げることができたのではないかと思います。
    「作業療法士」としてどこまで行うのか、どこからを依頼するのか。その判断の難しさを日々感じています。
    今後も担当させて頂く患者様が求めていらっしゃることにしっかりと対応していきたいと思います。そして担当させて頂く患者様のリハビリ意欲を維持・向上できるように取り組んでいきたいと思います。
    作業療法士 江藤慧美





     

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