地域包括ケア

地域包括ケア病棟紹介

地域包括ケア病棟は、大きく4つの機能を持ち(下図参照)、急性期医療と在宅医療を結ぶための架け橋の役割、在宅医療を支援する役割を持つ病棟です。

  1. 急性期で治療を受け、家へ帰るのにはもう少し入院治療の必要な患者様の受け入れ
  2. 日常的な生活支援が必要な患者さんの在宅や生活復帰の支援(リハビリなど)
  3. 肺炎や心不全などで重症でない急性期疾患の入院治療
  4. 糖尿病のコントロールや教育、数日の抗癌剤治療、小手術のための入院、介護する方の休息のためのレスパイト入院※(周辺機能)

入院期間は、病状に応じて調整致しますが、保険診療上最長60日以内の退院が原則となっております。病状の変化により主治医が集中的な治療が必要と判断した場合には、急性期病棟(7階)に移動して戴く場合もあります。
※レスパイト入院とは、ご自宅で介護を行っているご家族に対し、患者様に短期間入院をしていただき、介護の重圧や疲労を軽減してもらう事を目的とした入院です。

地域包括ケア病棟の4つの機能

入院費用について

  • 地域包括ケア病棟に入院された場合、入院費の計算方法が通常と異なり1日当たりの定額制で、検査・投薬・注射・リハビリテーションなどの費用が含まれます。(一部除外となる診療があります)
  • 高額療養費制度もご利用いただけます。
  • 差額病床をご利用の場合は、保険適用外として下表の金額が別途加算されます。

※お支払いは各種クレジットカード(JCB・VISA・DC・MASTER・アメリカンエクスプレス・NICOS・UFJcard・銀聯)やデビットカード機能の付いた銀行のキャッシュカードでも可能です。

入院から退院までの流れ

地域包括ケア病棟 入院
  • 主治医から治療計画と退院までの予定を「入院診療計画書」で説明します。
  • 日常生活動作や認知機能を評価します。
  • 個別的なリハビリプログラムを立案します。
リハビリテーション
必要に応じ「自主運動、生活動作指導」「身体活動性低下を予防する取り組み」「個別リハビリテーション」を多職種にて行います。
カンファレンス
(入院1週間後)
患者様、ご家族、各担当スタッフが参加し、現状(身体・病棟生活・リハビリの状況)の説明とご本人、ご家族の希望を確認して、退院までの目標を決定します。
在宅復帰へ向けた準備
必要に応じて、退院後の生活のアドバイスやサポート体制の整備など、様々な観点から準備を行います。
ご自宅への外出・外泊
ご自宅で移動が安全に行えるか、ご家族は介護が可能かどうかなど検討して頂きます。
退院(自宅・施設入所・転院など)
医療・介護・福祉・生活支援サービスの活用

お問い合わせ

いづろ今村病院 地域連携室・医療福祉相談室まで

TEL.099-226-2180/FAX.099-226-2181

問い合わせ対応日時:平日8時30分~17時30分/土曜日8時30分~12時30分