看護部門紹介

外来部門

私たちの慈愛の看護

慢性疾患と折り合いをつけながらその人らしく生きていくことをサポートします。

外来目標

  • 安心・安全な質の高い医療・看護の提供
  • 継続看護の充実を図る
  • 予防医療の質向上と機能強化に向け、保健指導率の増加を図る
  • リリーフ体制を強化し、互いに協力しあえる働きやすい環境作り
看護配置 ①総合外来、②消化器外来・内視鏡センター、③眼科・手術室・中材、④健康管理センターの4つの専門チームから成る。
看護要員数 看護師29名、保健師6名、ナースエイド4名(令和5年4月現在)
看護方式 各チーム内で機能別看護・診療科受け持ち制をとっている。リリーフは外来全体で行う。
勤務体制 日勤、時短、パート(勤務者の状況に応じ様々な時間に対応している)

①総合外来

特殊性 県内の病院を中心に患者様をご紹介頂き、専門的な治療を入院や外来通院しながら行っている。外来化学療法室を備えている。患者様が日常生活と折り合いをつけながら、安心して治療継続できるよう多職種でサポートしている。循環器科と緩和ケア科においては訪問診療を行い、在宅療養を支援している。
診療科 糖尿病内科、循環器内科、血液内科、皮膚科、外科、緩和ケア科、総合診療科
検査 血液検査、尿検査、心電図、レントゲン、腹部エコー、CT、MRI、造影検査、心エコー、骨髄穿刺、骨髄生検、膀胱鏡検査、等
治療 内服治療、注射療法、輸血療法、化学療法、食事療法、運動療法、等

②消化器外来・内視鏡センター

特殊性 消化器外来では、IBD(炎症性腸疾患)患者様、消化器症状のある患者様、感染性徴候のある患者様の対応を行っている。内視鏡センターでは、上部・下部内視鏡などのカメラを挿入し、検査や治療を行っている。
対象者 IBD罹患患者様、上部・下部消化管疾患、吐血・下血など消化管有症状者、健診者
検査 上部・下部内視鏡検査、超音波内視鏡検査、小腸内視鏡検査、呼気検査、腹部エコー、CT、MRI、造影検査、等
治療 内視鏡的粘膜切除術、内視鏡的イレウス拡張術、内視鏡的ステント留置術、内視鏡的止血術、胃瘻造設術、内視鏡的粘膜下層剥離術、食道狭窄拡張術 生物学的製剤治療、化学療法

③眼科・手術室・中材

特殊性 眼科外来は、糖尿病センターの傘下として機能しており、糖尿病合併症の方が多い。手術室では、眼科・外科・皮膚科で年間約570件の手術を行っている。中央材料室では、第2種滅菌技士の資格を有する看護師とナースエイドが在籍している。
主な疾患と治療 糖尿病網膜症、白内障、網膜剥離、翼状片、緑内障、などの定期フォローと手術
表皮のう腫、脂肪腫などの手術

④健康管理センター

特殊性 人間ドッグにおける健診者の検査・疾患予防を行う。集団保健指導、生活習慣病の指導を行う。
対象者 企業からの委託・契約による人間ドッグ・企業健診。個人で希望する人間ドッグ。
保健師による保健指導 対象者の生活を基盤とし、自らの生活習慣における問題点に気づき、健康的な行動変容の歩行性を導き出せるように支援している。

地域包括ケア病棟

私たちの慈愛の看護

急性期と在宅医療を繋ぐ架け橋の役割を果たせるように退院後を見据えた継続看護を提供します。

病棟目標

  • 1)地域包括ケア病棟の役割の強化
  • 2)専門性を持った看護人材育成を行い、それぞれの能力を活かした看護の提供(在宅を見据えた看護が出来る)
  • 3)働き方改革を継続し、ワークライフバランス実現に向けた職場環境づくり 
病棟の特殊性 地域包括ケア病棟。ポストアキュート、サブアキュートの役割以外にもレスパイトや環境調整等入院目的は多岐に渡る。それぞれの目指す療養先を見据え退院支援や看護ケアを提供している。
看護配置基準 地域包括ケア病棟入院料1 13対1
看護要員数 看護師29名、介護福祉士9名、ナースエイド2名  計40名 (令和5年4月現在)
看護方式 固定チームナーシング、4階:PNS 、糖尿病自宅実践教育入院など一部機能別
勤務体制 2交代制
主な疾患 糖尿病内科・循環器科・消化器内外科・総合内科・泌尿器科・外科・血液内科・眼科などの疾患
検査 血液検査、各画像検査、ホルモン負荷試験、グルカゴン負荷試験、血圧脈波測定(PWV・ABI)フェルドマンテスト、OGTT、胃・大腸内視鏡検査、胃・大腸・小腸透視検査
治療 インスリン強化療法、化学療法、輸血療法、栄養療法(PEG造設)、眼科手術等
その他 糖尿病のかかりつけ外来患者からの電話に24時間対応している。

一般病棟

私たちの慈愛の看護

患者様が安心して療養生活が送れるよう、安全で質の高い看護を提供します。

病棟目標

  • 1)安全で安心な質の高い看護の提供
  • 2)PNSとセル看護方式の構築・定着
  • 3)業務改善とワークライフバランスの実現
  • 4)人材育成・能力開発の機会を作り看護実践能力の向上につなげる
病棟の特殊性 一般急性期の混合病棟です。様々な疾患の患者様の治療と看護を提供しています。
看護配置基準 10対1
看護要員数 看護師19名、介護福祉士6名、ナースエイド2名  計30名 (令和5年4月現在)
看護方式 PNS+セル看護方式
勤務体制 2交代制
主な疾患 急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、血小板減少性紫斑病、潰瘍性大腸炎、クローン病等
検査 骨髄穿刺、腰椎穿刺、胃・大腸内視鏡検査 胃・大腸・小腸透視検査など
治療 化学療法、分子標的治療、免疫療法、輸血療法、栄養療法、ヒュミラ療法、レミケード療法等

緩和ケア病棟

私たちの慈愛の看護

患者・家族に寄り添い最期までその人らしく過ごせるように支援します。

病棟目標

  • 1)患者様とそのご家族の身体的および精神的な症状、全人的苦痛の緩和を行います。
  • 2)患者様とそのご家族が、安らぎを感じられる生活の場となるよう努めます。
  • 3)患者様とご家族の想いを聴き、望まれる生き方を支援します。
  • 4)積極的にカンファレンスを行い、チームでより良いケアを提供します。
病棟の特殊性 がん患者様、ご家族が困っている症状に対する緩和医療やご自宅でより良く過ごせるよう環境の調整を行ないます。
看護配置基準 緩和ケア病棟入院料1  7対1
看護要員数 看護師16名、介護福祉士6名  計22名(令和5年4月現在)
看護方式 プライマリーナーシング+セル
勤務体制 2交代制 3人夜勤(看護師2名+介護福祉士1名)
主な疾患 悪性腫瘍患者(がんと診断され、告知されていること)
検査 各部X線検査、血液検査、超音波検査、CT
治療 主に症状緩和として処置として胸水穿刺、腹水穿刺、ドレナージ、胃瘻造設などを行ないます。
その他 ご自宅で過ごし、通院が難しい方々の訪問診療のご相談も受け付けております。