今村総合病院と連携を図り、腹部外科、肛門外科を中心に、鏡視下手術、癌治療、開放型機能病院を特色としています。
今までいづろ今村病院の外科は消化器外科を中心に甲状腺外科、乳腺外科、血管外科と幅広く外科治療を行い、癌治療・鏡視下手術・開放型機能病院を特色として発展してきました。
県内では、鏡視下手術施行病院として、さらに2007年1月には外来化学療法室を設立、専属の看護師・薬剤師を配属し、手術だけでなく、化学療法にも積極的に取り組み、2011年12月に「鹿児島県がん診療指定病院」に指定されました。
2014年4月、慈愛会の病院編成に基づき、手術など先進医療は今村総合病院で行うこととなり、外科の主力部隊は今村総合病院に移動しました。
当科では、下記の学会ガイドラインに基づいた診療を行っています。
・日本胃癌学会 胃癌治療ガイドライン
・大腸癌研究会 大腸癌治療ガイドライン
・日本大腸肛門病学会 肛門疾患、直腸脱診療ガイドライン
・日本大腸肛門病学会 便失禁ガイドライン
現在、いづろ今村病院では、術前・術後管理、がん化学療法、緩和医療を主体に行い、今村総合病院を中心とした他の医療機関との連携を密にしながら、患者様の一貫した治療がより効率よく行える体制作りを行っています。
全身麻酔が必要とされるような手術などは、同一法人内の今村総合病院消化器外科で行っています。当院では、瀧川医師を中心に術前・術後患者さんの治療、特に消化器系の術後の後療法などを積極的に行っています。
がん患者さんに対しては、抗がん剤治療を行いながら、同時に緩和ケアも行い、個々の患者さんにとって安楽で有意義な時間を過ごせるように努めています。
人生の最大のQOLは気持ちよく食べて、気持ちよく出ること、「快食快便」であることと思います。排便を司る肛門は口より機能は複雑で、繊細で敏感な所です。
直腸肛門疾患は多彩で悪性、良性疾患、炎症性疾患、などがあります。特に肛門は排便機能有する重要な部位です。
肛門の三大病と言われる痔核、痔裂、痔瘻をはじめ、肛門狭窄、裂肛、直腸脱の疾患を多く診療しています。この肛門疾患の手術は今村総合病院で行い、術後は当院で診療を行っています。
また、最近の痔核の治療としてジオン注(ALTA)硬化療法も積極的に行っています。肛門出血、痛み、排便異常などありましたら当院へご相談下さい。
大腸・肛門の疾患を瀧川医師と専門医である石澤医師(前鹿大医学部保健学科教授)が月・火・木曜日に診療を行っています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 瀧川 | - | 大久保 | - | 瀧川 | - |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 石澤 | - | - | 石澤 | - | - |
瀧川 譲治
たきがわ じょうじ
外科主任部長:常勤
専門
石澤 隆
いしざわ たかし
顧問:非常勤
専門
大久保 智佐嘉
おおくぼ ちさか
外科部長:非常勤
専門