2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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入院処方箋枚数 | 2,001枚 | 2,037枚 | 2,059枚 |
入院注射箋枚数 | 3,754枚 | 3,817枚 | 3,627枚 |
外来処方箋枚数(院内) | 304枚 | 293枚 | 377枚 |
外来注射箋枚数 | 201枚 | 152枚 | 204枚 |
薬剤管理指導件数 | 357件 | 333件 | 285件 |
退院時指導件数 | 131件 | 123件 | 120件 |
抗がん剤の無菌調製件数 | 92件 | 80件 | 110件 |
平成6年移転開院時より、外来処方箋は院外処方箋を発行しています。また、オーダリングシステムも同時に導入しています。一方、入院患者様については、持参薬も含めた薬歴管理を行い、それぞれの患者様に適した形で調剤しています。
注射薬については薬歴を活用し、相互作用などのチェックを行ったあと、個人ごとにセットし、点滴ラベルとともに払い出しています。
また、必要時には、配合変化や投与速度、ルート選択に関する情報提供も行います。
平成6年12月より開始しています。また、平成22年4月からは、病棟常駐を開始しました。現在、DPC算定病棟の2病棟で病棟常駐を行っています。病棟に常駐することで、より安全な薬物療法を行え、また、包括病棟においても担当薬剤師が入院時や退院時、随時、服薬指導を行えるような体制をとっています。
患者様が入院している間に飲まれたお薬や、使われた注射薬などの薬歴管理を行っています。
また、入院時に持参されたお薬(他院でもらわれたお薬など)についても、入院中に処方が重なったりしないようにチェックしています。
全職員に向け、毎月DIニュース『Capsule』を発行しています。
新規採用医薬品、添付文書改訂、トピックスなどを掲載し、情報の共有化を図っています。
その他、院内外からの医薬品に関する問い合わせにも対応しています。
病院内で使用される医薬品の購入と保管、品質の管理(温度・湿度・遮光など)を行っています。
さらに、麻薬や向精神薬は「麻薬及び向精神薬取締法」に基づいて、出納・保管・記録を行っています。
血液を原料とする医薬品については、薬機法に基づいて、使用記録を20年間保管します。
治験コーディネーターと協力して、治験薬の払い出し、調剤、管理等を行っています。
安全で効果的ながん化学療法を実施するため、レジメンの管理から、投与に至るまで薬剤師が関わっています。
調製は、薬剤部内にあるクリーンルームの安全キャビネットで土、日、祝日等も行っています。
さらに、平成20年4月より外来化学療法室も運用を開始しています。
薬事審議委員会、感染対策委員会、医療安全管理委員会、NST委員会、褥瘡対策委員会、化学療法運用委員会などの各委員会に所属し、各部署と連携し、適正で良質な医療の提供に努めています。
また、地域包括ケア病棟において、糖尿病教育入院の1週間プログラムの中で、お薬についての講義を行ったり、2泊3日の腎保護コースでの講義を行うなど、チーム医療に参加しています。
病院の理解もあり、学会や研修会への積極的な参加をすすめています。また、各種認定取得も応援しています。
一方、薬剤部内でも定期的に勉強会を行い、ジェネラリストとしての資質の向上と専門薬剤師の養成を目指しています。
また、平成22年度より開始された長期実務実習生の受け入れも行っています。
学生を指導することにより、指導する側の新たな学びにつながると考えています。(例:2019年度1期2名、2期2名、2020年度1期2名、2期1名、2021年度3期2名、2022年度2期3名、3期3名)
薬剤師の専門性を活かし、がん化学療法、院内感染対策、栄養管理、褥瘡対策、緩和ケアなどのチーム医療へより貢献していきたいと思います。また、各分野の専門薬剤師の養成も目指しています。がん、感染、NST、緩和、糖尿病など各種様々な認定取得も可能です。(認定取得例:2022年度日本糖尿病療養指導士(CDEJ)・・・5名取得など)
2021年度は糖尿病薬物療法履修薬剤師1名、感染制御認定薬剤師1名取得できました。また第5回鹿児島県病院薬剤師会学術集会で優秀発表賞を、第1回慈愛会学会学術集会で優秀発表を頂きました。引き続き自己研鑽に励んでいきたいと思います。
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