当院は、昭和9年に今村産婦人科医院として発足、長年の歴史を持っております。
公益財団法人慈愛会は、当院の他に、今村総合病院(救急総合内科etc)、谷山病院・奄美病院・徳之島病院(精神科)、愛と結の街(介護老人保健施設)、及び鹿児島中央看護専門学校等を運営しております。また社会福祉法人慈愛会が、南界園(特別養護老人ホーム、デイ・サービスセンター)、愛の浜園(知的障害者支援施設)及びおひさま保育園他を経営し、社会のために貢献しております。
当院は、鹿児島市の中心地に位置し、診療科目は内科、循環器内科、消化器内科、血液内科、糖尿病内科、外科、消化器外科、皮膚科、婦人科、眼科、放射線科、緩和ケア内科及び人間ドックで、病床数は115床の急性期開放型病院です。
「心と心をつなぐ医療」
「安心できる病院、安定した病院を目指します」
平成29年6月1日に今村病院分院が「今村総合病院」へ名称変更を行い、新棟がオープン致しました。当院につきましても、病院の機能の一部が新しく生まれ変わることから、これを機に同日、これまでの今村病院から、「いづろ今村病院」へと名称変更いたしました。
この「いづろ」という名称は、昔から鹿児島人に親しまれてきた当院周辺の地域名ですが、もともとここにあった松原山南林寺の石灯篭に由来しています。また石灯篭は昔、錦江湾を航行する船の燈台としての役割を果たしていました。「いづろ今村病院」には、『患者さんの灯台になれるような病院になりたい』という意味が込められています。
私共は、これから『より患者さんの生活の場に、より近いところで患者さんの生涯に寄り添っていけるような医療を目指したい』と考えています。それには、すべてのスタッフ一人一人の努力と工夫が必要です。医療に携わるプロとして誇りを持って、自らの仕事に取り組んで行きたいと思います。
今まで以上に地域・専門医療の充実を図り、皆様のご支援・ご支持にお応えできますよう、職員一同精進する所存でございます。今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
平成29年6月1日
院長