医療機器管理部

医療機器管理部紹介

資格:臨床工学技士

病院の中には医師や看護師の他に、レントゲン・CT・MRIなどを扱う診療放射線技師、血液や細菌検査・心電図や脳波などの検査を行う臨床検査技師、リハビリテーションを行う理学療法士が働いています。ここでご案内する『臨床工学技士』も病院で働く医療技術者です。医師以外の診療補助に従事する看護師や各種の医療技術者のことをコメディカルと呼んでいます。臨床工学技士はコメディカル職種の一種であり、現在の医療に不可欠な医療機器のスペシャリストです。今後益々増大する医療機器の安全確保と有効性維持の担い手としてチーム医療に貢献しています。
(日本臨床工学技士会ホームページより引用)

医療機器管理部では、今村総合病院より臨床工学技士1名が1ヶ月ローテーションで月・木・金曜日に日勤として派遣され勤務時間以外も24時間365日オンコール体制を整えています。また、各治療で使用する医療機器の保守・点検を行い医療の安全を高めるために日々努力しています。また実際に医療機器を利用して患者様の治療も行っています。

理念

臨床工学技士のスペシャリストを目指す

慈愛会の理念を基盤とし、医療機器が安全に患者様に使われるような環境の整備医療機器と治療の専門コンサルタント等を目指します。
患者様に満足度の高い(安全・質の高い)医療の提供を目指します。そして、チーム医療のメンバーとして、他の医療職との連携・協働を図って行きます。

基本方針

  1. 臨床工学技士であることを自覚し、全力を尽くします。
  2. 医療機器の安全安心を目的に、人・環境・技術・知識の向上を目指します。
  3. チーム医療をおこないます。
  4. 魅力ある職場環境を目指します。
  5. 業務を通して地域社会へ貢献します。

業務紹介

血液浄化業務

急性腎不全に対する人工腎臓治療をはじめ、血液成分吸着療法や血漿交換療法・腹水濾過濃縮再静注療法を行っています。

医療機器中央管理業務

医療用機器は中央管理室で管理されています。
ここから機器を貸し出します。使用後は中央管理室に返却され、清掃点検された機器を貸出します。
このシステムによって故障の早期発見と機器の精度管理を行っています。

消耗部品の交換作業

定期点検・精度管理・使用中点検

在宅療法支援業務業務

在宅酸素療法・人工呼吸器・CPAP療法の導入手続きや使用する機器の使用説明、医師の指示のもとで設定変更を行っています。