画像診断科

画像診断科紹介

画像診断科では、一般撮影装置、乳房撮影装置、骨密度測定装置、X線TV装置(DR)、ポータブル撮影装置、マルチスライスCT装置、1.5テスラMRI装置、超音波装置を用いて画像診断を行っています。
スタッフは常勤放射線科医1名、診療放射線技師10名(男性:5名、女性:5名)で構成されております。
医療の高度化に伴い我々診療放射線技師も他医療職と同様に専門分野毎の認定制度が動き出しました。胃がん検診専門技師、超音波検査士等の資格取得を推進するとともに、医療安全を守るためセーフティマネジメントにも力をいれています。
スタッフ一同、安全かつ最良最適な医療と患者様への心ゆたかなサービスの提供を目指しています。

取得認定

  • 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師:2名
  • 胃がん検診専門技師:3名
  • 胃X線検診読影補助認定技師:1名
  • 認定超音波検査士:1名
  • 放射線管理士:3名
  • 放射線機器管理士:2名
  • 医療画像情報精度管理士:1名
  • 臨床実習指導教員:1名
  • アドバンスド診療放射線技師:2名
  • シニア診療放射線技師:1名

目標

  1. 親切な対応と精度の高い・丁寧な検査
  2. 最新技術の提供
  3. 被曝線量の低減
  4. 継続的な研究活動

画像読影 担当表

画像診断科

 
午前 志村 - 志村 志村 志村 -
午後 -

検査実績

検査名 2019年度 2020年度 2021年度
一般撮影(ポータブル撮影含む) 12,136件 12,720件 12,060件
マンモグラフィ 2,380件 2,274件 2,301件
骨密度測定 289件 306件 310件
CT 2,901件 2,550件 2,874件
MRI 888件 828件 941件
超音波検査(消化器) 7,260件 7,457件 7,672件
超音波検査(甲状腺) 90件 90件 86件
上部消化管検査(胃・小腸) 1,163件 1,287件 1,076件
下部消化管検査(大腸) 29件 25件 19件

機器の紹介

乳房撮影装置

乳房撮影装置はFUJIFILM社製 AMULETのデジタルマンモグラフィを使用しています。この装置は低線量化と瞬時な画像表示、新画像解析技術での高画質化が可能となっております。マンモグラフィ検査は、乳房を挟みながら圧迫して、上下方向から1枚ずつ、左右方向から1枚ずつ、合計4枚撮影します。
触っても判らないような早期の小さな乳がんはもちろん、しこりを作らない乳がんを白い影(腫瘤影)や非常に細かい石灰砂の影(微細石灰化)を見つけるのに最も有効な検査となります。撮影は女性の診療放射線技師が担当し、読影は「検診マンモグラフィ読影認定医師」が行っております。

骨密度測定装置

骨密度測定装置はHOLOGIC社製のHorizonCiを使用しています。この装置はX線を用いて、腰椎と大腿骨頚部の2ヶ所を測定し、骨粗鬆症の診断や治療効果判定、ステロイド投与による骨量減少の観察、検診などに有用となります。日本人の10名に1人は骨粗鬆症にかかっていると推定されています。骨折の影響で寝たきりになったり、慢性腰痛に悩まされたり、背中が曲がったりして生活に支障をきたすなどの問題も発生しています。腰椎や大腿骨の骨折で寝たきりにならないためにも定期的な検査をおすすめします。

CT (Computed Tomography)

CT撮影装置は、Canon社製の64列マルチスライスCT(Aquilion CXL)を使用しています。
マルチスライスCTとは、1回転の撮影で複数の画像を撮影することができる装置のことで、患者様に負担をかけることなく広範囲の撮影が可能です。これにより撮影時間が大幅に短縮し、胸部~下腹部までを約7秒の息止めで撮影することができます。
マルチスライスCTでは薄くスライスした画像を重ね合わせることで、任意の断面の画像を作成する多断面表示(MPR)や骨・血管の3D画像を容易に作成することが可能となりました。3D画像では、任意の角度や方向から観察することにより血管の走行や病変の状態を詳しく診断することができます。


仮想注腸画像
この検査では、大腸バリウム近似の画像で大腸全体の外観をチェックします。
比較的簡便で低侵襲に検査を行えるほか、大腸スクリーニング・大腸癌の術前診断・内視鏡挿入困難例・炎症性腸疾患や良性病変の評価など幅広い領域で有意な情報が得られます。

MRI (Magnetic Resonance Imaging)

MRI撮影装置は、Canon社製の1.5テスラMRI装置(EXCELART Vantage™ Powered by Atlas) を導入しました。

MRI検査の特徴

  1. MRIは大きな磁石による"強い磁場"とFMラジオに使われているような"電波"を使って画像を得ます。 ですから、MRIは放射線による被曝がなく、小児や健常な方も安心して検査を受けることができると言われています。ただし、強い磁場を使っているので、CTには見られないMRIならではの制限や注意があります。
  2. MRIは診断を行なうために適した断面を、縦・横・斜めなど自由に撮影できます(最近はCTでも描出できるようになりましたが、それでも自由度はMRIのほうが優れています)。
  3. X線を用いるCTと違って、骨や空気による画像への悪影響が全くないため、頭蓋骨に囲まれた脳や脊髄などの診断に適しています。造影剤を使わなくても、あるいは最小限の造影剤で大きな血管に関する情報が容易に得られます(MRアンギオグラフィ)。

EXCELART Vantage™ Powered by Atlasの特長

Vantageシリーズの優れた特長である「軸長149.5cm、開口径最大65.5cmのスリムでワイドな架台から生まれる開放感」、「独自のPianissimo™(ピアニシモ)」、「全身血管を撮像する非造影撮影」をさらに進化させました。空間を広く感じるような架台部配色の工夫、架台内照明の採用により、患者様の不安を軽減し、より快適に検査を受けていただけます。さらに、Canon社従来比約1/3に軽量化したやわらかく、軽いコイル「Atlas SPEEDER™」  は、検査時の圧迫感を低減し、より快適な検査環境を実現します。当院では主に、頭部、脊椎、MRCP(膵胆管系)、骨盤部の検査を行っています。

頭部MRA
MRCP像
腰椎

超音波診断装置 (Ultrasonic Imaging)

超音波検査は体に対して低侵襲な超音波を用いて、体の中に発信し帰ってきた反射波を画像にかえて体の中の様子を観察する検査です。現在では装置の性能も良く、広い領域で診断や治療に役立っています。妊娠している方や小児でも安心して検査が受けられます。
適用範囲は腹部(消化器系)、甲状腺、心臓、血管系、骨盤部などが行われます。

当院の使用機器

  • Canon製Aplioi700
  • Canon製Aplio500
  • Canon製Aplio400
  • GE製 Vivid S6

適用:腹部(消化器系)、甲状腺、心臓、血管系、骨盤部 最近では造影超音波(肝臓)などが、行われている。

X線TV装置 (X-ray Television Imaging)

当院には2台のX線TV装置が稼動しています。両装置ともCanon社製(Ultimax-i,ZEXIRA)で間接変換方式FPDを搭載しており、撮影後さまざまな画像処置が可能です。検査は主にバリウムなどの造影剤を用いて行う消化管(胃・小腸・大腸など)の撮影ですが、嚥下造影など、さまざまな種類の検査を行っています。消化器撮影の大部分は診療放射線技師が行っています。その他の透視下撮影においては、消化器内科、外科、婦人科などの先生方とコミニュニケーションを取りながら、診断能の高い画像を提供できるよう努めております。

X線TV装置を用いた主な検査

  • 胃透視
  • 小腸透視(経口法・ゾンデ法)
  • 小腸内視鏡
  • 大腸透視(注腸)
  • ステント留置術
  • 狭窄部拡張術
  • 嚥下造影
  • フェルドマンテスト
  • 子宮卵管造影

その他

  • 一般撮影装置
  • 3Dワークステーション(Fuji Vincent)
  • ポータブル撮影装置 1台